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ゼロ:可愛さ爆発なトマトボーイ
デビューティーザーイメージではまだ9年生だったものの、彼のカリスマ性には他の9年生達とは一線を画す何かが感じ取れた。彼の真っ白な肌と高い身長、そして長いアイラインと顔を覆うマスクから、強いオーラと共にどこかミステリアスな印象を私たちに与えた。ゼロが私達感じて欲しいこと-それはギリシャ神話に出てくるゼロという神と同じイメージだそうだ!
「僕は木浦のガキじゃありません!」
ゼロは小学生の頃、サッカー選手になることを夢見ていたという。この夢を叶えるために、幼少期は毎日サッカーの練習をしていたそうだ。そうした根気強い練習の甲斐もあり、小学5年生になる頃には地元のキッズサッカーチームに入れるほどの技術を持っていた。しかし、彼の両親から猛反対を受け、最終的にはサッカー選手になるという夢を諦めた。
ゼロは小学生の頃、サッカー選手になることを夢見ていたという。この夢を叶えるために、幼少期は毎日サッカーの練習をしていたそうだ。そうした根気強い練習の甲斐もあり、小学5年生になる頃には地元のキッズサッカーチームに入れるほどの技術を持っていた。しかし、彼の両親から猛反対を受け、最終的にはサッカー選手になるという夢を諦めた。
その後ストレスや不満に苛まれるものの、ゼロはやがて新しい人生の楽しみを見つける-音楽だ。彼は偶然テレビで観た、先輩アーティストのダンスパフォーマンスを観て感銘を受けた。その番組が終わった後も、彼の脳裏ではそのダンスの映像が何度も何度も繰り返し再生された。それをきっかけに、ゼロは先輩達のダンスの動きを家の鏡の前で練習するようになる。
自主練習を始めてからまもなく、ゼロにとって機転となる出来事が起こる。ビッグバンのスンリが当時所属していたダンスアカデミーになんなく合格することが出来たのだ。その頃、自分とアカデミーのファッションセンスや趣向の違いにより、彼は一度アカデミーの講師から「服装を変えられないならもうアカデミーには来なくていい」と言われたという。その後自分のスタイルを変えてアカデミーに戻ったものの、周りの人達はゼロを前と変わることなく存外に扱った-みんな彼を見下していたのだ。「僕の周りにいた多くの人々は、僕が成功するはずないと思っていました。特に『あの木浦出身のガキが』という言葉を耳にした時はとても傷つきました。でもこうした出来事を経て、自分を変えていかなければと思うようになりました。外見には気を使うようにし、特にファッションと音楽には注意していました。」そうしてゼロはアカデミーで過ごした日々の中で、秀でた技術と存在感で他の生徒を光の速さで追い抜いていった。また彼の変わったファッションセンスから、人々からはファッショニスタとして知られていたという。
ソウルまでの険しい道のり
ダンスと歌唱力で高いスキルを見せ始めた後、ゼロがスカウトを受けるようになったことは当然のことと言えよう。それから彼のソウルまでの旅が始まった。ソウルでの練習は、今までのものとは全く異なるものであり、トレーニングスケジュールはより厳しく規則正しいものであった。生徒であり学業もこなさなくてはいけなかったゼロは、こうして厳しいトレーニングの日々にストレスを感じ疲れ切っていた。「勉強とトレーニングを両立するのは簡単なことではなかったけど、僕は当時人生というものを心から楽しんでいました。もうすぐデビュー出来るんだと思うと、自分の夢がついに叶うんだという気持ちが湧き上がってきました。その結果、より精一杯頑張ることが出来たと思います。」その前向きな態度で、ゼロは自身の人生で最も苦しかった日々を乗り越えることが出来た。しかし彼のデビュー計画は、彼が予想していたような認識は周りにされていなかった。簡単には解決することのできない問題が彼と前の事務所で起こり、彼は仕方なく事務所を辞めた。
その事務所を去ってからすぐ、ゼロはTS Entertainmentに入った。彼が入って初めて出会った人物が今同じグループに所属している、バン・ヨングクだった。一見ただの普通の人に見えた彼だが、ヨングクのパフォーマンスはゼロに大きな衝撃を与えた。これを機に、今まで自分の現状に満足してゼロは「ヨングク兄さんの足を引っ張らないように僕も練習しないと」と思ったという。
その事務所を去ってからすぐ、ゼロはTS Entertainmentに入った。彼が入って初めて出会った人物が今同じグループに所属している、バン・ヨングクだった。一見ただの普通の人に見えた彼だが、ヨングクのパフォーマンスはゼロに大きな衝撃を与えた。これを機に、今まで自分の現状に満足してゼロは「ヨングク兄さんの足を引っ張らないように僕も練習しないと」と思ったという。
圧倒的なオーラVS臆病な末っ子
2年もの間練習を続けた後、B.A.Pのデビュー前の宣伝の一環としてゼロはヨングクとサブユニットを結成した。当時すでにゼロの高いラップ技術は群を抜いていた。それどころか、アンダーグラウンドの火付け役と言われていたヨングクに負けないくらいの存在感を示していた。
B.A.Pは2012年にWARRIORでデビュー。メンバーの金髪につなぎという揃った衣装は早くも人々の興味を引いたものの、特に話題となったのはゼロの得意とする1秒16音にもなるLTEラップだと言えるだろう。パフォーマンスもさることながら、この高速ラップを聴くことで盛り上がったに違いない。このユニークなラップにより、ゼロのファンは物凄い速さでその人数を増やしていった!
ステージを支配するほどの存在にといっても、ゼロもステージから降りればただの17歳の男の子となんら変わりない。自身の番組「TA-DAH IT’S B.A.P」でも繰り返し言っていたように、ゼロのチェリートマト好きは周知の事実だ。トマトを見れば、彼は子供のように「トマトは僕のだ!」と言い張るので、みんなが彼につけた最初のニックネームは予想通り、「ミニトマト」だったそうだ。
この少年の幸運と不運
8年生の時にソウルに移ってきたゼロは、あまり両親と過ごすことが出来ないでいた。デビュー後はさらに忙しさが増し、以前よりも両親と会える時間が取れなくなってしまった。B.A.PのLive On Earthコンサートで、自身の父と母に向けた手紙を取り出して、目を赤くしながら涙を浮かべていた。そして手紙を読み上げようとした第一声から、涙を堪えることが出来ずに泣き始めてしまった。この少年は17歳という若さで多くのことを我慢し経験してきた。そう考えれば何故彼が両親の話をして感情的になってしまったのかも理解出来るだろう。
長い練習生時代を共に過ごす中で、バン・ヨングクは自分の両親がそうしたように、つねにゼロを気にかけて守ってきた。「ヨングク兄さんは僕の動源力です。彼を見るたびに、仕事に対する情熱が膨れ上がる気がします。」事務所に入ってから今まで、バン・ヨングクだけがずっと一緒に居てくれたそうだ。こうした友達のようにお互いを高め合える、家族のように信頼できる、そんな存在が居てゼロは本当に幸せ者だと言える。デビューしてまもなく、ゼロはアイドルが避けて通ることの出来ない不運に見舞われていた-サセンファン(アイドルに強い執着を示し、私生活まで追いかける悪質なファン)だ。少し前のことだが、韓国のファンがゼロのサセンファンに関する話をしてくれた。そのサセンファンは、全ての収録現場に来てはゼロを睨みつけて、目で「お前の全てを知っているぞ」と訴えるのだそうだ。彼女は自分の足を使ってゼロを転ばせたり、手で彼の頭を叩いたりするという。こうした被害のせいで、ゼロは彼女の姿を現場で見つけるたびにパニックに陥るそうだ。彼女に対するあまりの恐怖にゼロは自分のマネージャーに、彼女にもう来ないでくれと言って欲しいと頼んだという。
8年生の時にソウルに移ってきたゼロは、あまり両親と過ごすことが出来ないでいた。デビュー後はさらに忙しさが増し、以前よりも両親と会える時間が取れなくなってしまった。B.A.PのLive On Earthコンサートで、自身の父と母に向けた手紙を取り出して、目を赤くしながら涙を浮かべていた。そして手紙を読み上げようとした第一声から、涙を堪えることが出来ずに泣き始めてしまった。この少年は17歳という若さで多くのことを我慢し経験してきた。そう考えれば何故彼が両親の話をして感情的になってしまったのかも理解出来るだろう。
長い練習生時代を共に過ごす中で、バン・ヨングクは自分の両親がそうしたように、つねにゼロを気にかけて守ってきた。「ヨングク兄さんは僕の動源力です。彼を見るたびに、仕事に対する情熱が膨れ上がる気がします。」事務所に入ってから今まで、バン・ヨングクだけがずっと一緒に居てくれたそうだ。こうした友達のようにお互いを高め合える、家族のように信頼できる、そんな存在が居てゼロは本当に幸せ者だと言える。デビューしてまもなく、ゼロはアイドルが避けて通ることの出来ない不運に見舞われていた-サセンファン(アイドルに強い執着を示し、私生活まで追いかける悪質なファン)だ。少し前のことだが、韓国のファンがゼロのサセンファンに関する話をしてくれた。そのサセンファンは、全ての収録現場に来てはゼロを睨みつけて、目で「お前の全てを知っているぞ」と訴えるのだそうだ。彼女は自分の足を使ってゼロを転ばせたり、手で彼の頭を叩いたりするという。こうした被害のせいで、ゼロは彼女の姿を現場で見つけるたびにパニックに陥るそうだ。彼女に対するあまりの恐怖にゼロは自分のマネージャーに、彼女にもう来ないでくれと言って欲しいと頼んだという。
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